これで、お神輿を担ぐような見た目にはなりました。見た目はなんとか大丈夫ですが、次の疑問は、「一体どうやって担ぐの?」
お神輿を見る限り、掛け声やその周りを包む一体感、連帯感。一日や二日で出来るとは決して思えません。ここに入る訳ですから、完全アウェイ!
で、色々と考えても無駄なことに気付いた結果…。
1)お神輿を担ぐタイミングは、呑み屋のマスター※に聞く
2)お神輿の担ぎ方は、経験者に聞いてイメージしておく
ということに決めました。
そして、担ぎ方について色々聞いてみると…。
A)担ぎ棒を肩と首にしっかりと押さえつけて動かないようにする
B)周りの人とリズムを合わせる
C)そして自分の身長に合う場所で担ぐ
ということのようです。
とはいっても、四角の棒に首と肩をどうやって合わせるんだろ? という訳の分からないことを思っていましたが、ちゃんとくっつけないと、担ぎ棒がガツガツあたって痛い→翌日、痣(あざ)となってしまうそうです。なので、担ぎ棒をきちんと合わせるためにも自分の身長に合う高さの場所に入り、リズムを合わせることで楽しく担げるというわけです。ということで、あの一体感が生まれるんですね。
また、掛け声は、廻りの様子を見ながらマネすればいいだろうと、当日合わせることが出来るので問題なし。
と、担ぎ方は何となくイメージつきました。でも、1)のタイミングだけは不明です。
そこは、当日、呑み屋のマスターに委ねるとして、担ぎ方だけはYouTubeで勉強しまくっていた私です…。
そして、背の低い女の子が木の角材のようなものを肩に乗せて担いでいる状況を見ました。あれがあると背が低くても周りの人と肩が合うし、男性の中でも入ることが出来ます。おっ、これは、いいかも…。(※後日、欲しくなって購入しちゃいました。今は欠かすことが出来ない必須アイテムになってます)
(※呑み屋のマスター = malicoさんをお神輿の世界にひきいれたお神輿マイスター < Episode.1 )
【お神輿の練習会があるよ】
お神輿の練習会を行っている町会もあります。でも、完全アウェイ! (相手方はぜんぜん敵なんかとは思ってなんかいないけど…)のため、初めて行くには勇気がいるもの。しかしそこは、町会の方や近所の方と仲良くなるチャンス! とポジティブに参加してみるのもいいかもしれません。流儀とか色々教えてもらえますよ。
malico
次回へつづく
*writing/malico
オフィスワークに家事・育児、PTA活動やママ友とのお付き合いなどなど…、目まぐるしい日々を送りながらも、小学校2年生の愛らしい娘をもつ一児の母。埼玉県生まれの東京・港区育ち。
*illustration/T-hirano
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