特に言われなかったから、いつものようにバックを持って…。なんて、お神輿ではダメな場合があります。
だって、お神輿と共に自分が移動して行くんですから、その荷物は、一体どこに? 分からなかったら、経験者に聞くか、荷物をミニマムにするか…。着替えは何処でどうするのか? などなど、分からないことだらけ。
1)当日の服装
服装は、一緒に行く慣れた人に聞くのが早いです。例えば、自宅からダボを着て電車に乗っていく方もいれば、そうではない方もいます。なので、一緒に行く人がいれば、迷わず聞きましょう。現場に行ってから着替える場合は、その荷物はどうする? 誰かが預かってくれるのか? そんな場合には、コインロッカーの場所を調べておくのが鉄則。コインロッカーなんて駅の周りにどこでもあるでしょー!
なんて思っている人は、NGです。当日は多くの人が来るし、テロ対策? などで使えなくなっている場合もあります。最寄りの駅はもちろんの事、他の駅や設置されている場所も事前に調べておけば、当日焦らずにすみます。
ちなみに初心者がダボを着て行っても「あいつ、やる気?」なんて馬鹿にされることはありません。電車に乗っても、好奇の目にさらされることもありませんよ。「よっ! お姉さん、今日はどこのお祭りだぃっ!」なんて、気さくに声をかけられることがあっても、自分が思うほど、周りの人は気にしていないです。
2)当日の貴重品
「いくら持っていったら…」そんなこと誰に聞いても困っちゃいます。
自分が呑んだり食べたりするお金と、交通費を持っていけばラクチンです。大体1万円位持っていけば充分OKでした。
3)その他持ち物
汗をかくので、塩飴は少し入れていきました。また、お酒を呑むのでフリスクも。
口紅等は、結構はがれがち。お化粧直しを全てやるなら荷物を全て持ち歩いた方がいいですが、口紅1本入れて、マスカラなどはウォータープルーフでいけます。マラソンと一緒ですね。女性の方なら、ヘアピンを何本か持っていると便利。手ぬぐいを蒔く時に使います。靴ズレが心配なら、絆創膏を。困ったら、当日買う!
スタンスでいると荷物も軽いのですが、巾着に入る程度なら持って行って、自分が必要でなければ困っている人に渡すなど、だれかの役に立つこともあります。そして必ず「日焼け止め」は必須。アスファルトからの照り付けで焼けます。
荷物の保管場所を提供していただける場合もありますが、基本的には「無くなっていい!」ものだけを預けるのが一番です。小学校の遠足よろしく、いらないものは持って行かない。
しおりはないけれど、自分で考えてベストな準備が出来るといいですね。
malico
次回へつづく
*writing/malico
オフィスワークに家事・育児、PTA活動やママ友とのお付き合いなどなど…、目まぐるしい日々を送りながらも、小学校2年生の愛らしい娘をもつ一児の母。埼玉県生まれの東京・港区育ち。
*illustration/T-hirano
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