The three largest festivals of EDO. 04

江戸三大祭り 04


Beat of our hearts never ends.

That's the best part of the Matsuri culture rooted in Japan.

Sanja Matsuri Festival

 

The whole city is filled with excitement on the festivities

Showing the "IKI" spirit of true-born Tokyoite

The parade of "MIKOSHI" is the sight to see

 

The Sanja Matsuri, which is one of the major festivals in Tokyo, is held on the third Saturday and Sunday in May every year. Shrine arishioners devoted to the tutelary deity of Asakusa Shrine wish for the prosperity of the local area. 

Although this festival’s history dates back to the ancient era, the present form of the festival was established in the Edo period(1603-1868). The parade of the mikoshi(portable shrines)is conducted primarily for the mutual amity of the parishioners and the prosperity of the local community but also to attract outside onlookers. During the matsuri, three large mikoshi which house the major gods and many others, are carried around the Asakusa area where tens of thousands of spectators gather to watch the event.

 

<SHRINE LOCATION>

 

Asakusa Jinja Shrine

Address: 2-3-1 Asakusa,Taito-ku,Tokyo

 

telephone: 03-3844-1575

 

www.asakusajinja.jp/


Transportation: 

6 minutes walk from Asakusa Station of Tokyo Metro Ginza Line, Tobu-Isesaki Daishi Line. 

7 minutes walk from Asakusa Station of Tsukuba Express Line.


神輿 深川    山車 神田    だっだっ広いが 山王様   いよっ日本一 三社祭

 

三社祭 浅草神社

 

町 中 に あ ふ れ る 熱 気 の 渦

江 戸 っ 子 の 粋 を 伝 え る

神 輿 の 行 列 は 圧 巻 だ

 

 

 

 毎年5月、浅草神社を中心に行われる三社祭は、東京の祭りのなかでも特に威勢のよいことで知られる。神輿の担ぎ手のみならず見物客をも巻き込んだ熱気と喧騒は、かつて江戸随一の娯楽地として栄え、その雰囲気を色濃く残す浅草ならではのものだ。

 

 祭りの舞台となる浅草神社と、そこに隣接する浅草寺とは、明治初年の神仏分離まで一体として奉られており、その起源は628年まで遡る。隅田川で漁をしていた桧前浜成・竹成の兄弟が、ある日、川から観音像を引き上げた。これを近くに住んでいた知識人・土師真中知に見せたところ、ありがたい像だというので切り株に奉ったのが始まりとされている。祭りの名である「三社」とは、この漁師の兄弟と知識人の3人を指す。そして鎌倉時代、神職のもとに「我は是れ阿弥陀三尊なり。神輿をかざり奉り、船遊の祭礼をいとなみ、天下の安寧を祈れ」との神託が下り、現在の三社祭の原型となる「船祭」が行われるようになった。

 

 江戸時代になると、浅草寺は徳川家の祈願所に定められ、多くの庶民が寺社参りに訪れるようになる。周辺には芝居小屋が建ち並び、花街が生まれ賑わいをみせた。当時の祭りを描いた絵巻からは、神輿をのせた船で隅田川を渡る「船渡御」の様子が伺われる。江戸時代末期まで続いたこの神事が廃止されたのは明治以後。一説によると、大森界隈に暮らす漁民たちの経済事情によって、神輿が町を練り歩く現在の形式が取られるようになったという。ちなみに神田祭や山王祭に匹敵する規模を誇りながら、この祭りが「江戸三大祭り」に数えられないのは、将軍の台覧があった天下祭りではなかったことが一因とされる。

 

 土曜日は、神社周辺の44の町会から集まる100基もの神輿が浅草寺裏手に集結。浅草神社で順番にお払いを受けたあと、町へと繰り出していく。先頭から最後の神輿が出発するまでに約3時間もの時間を要する。神輿が連なり、「ソイヤ、ソイヤ」のかけ声とともに進む様は、まさに圧巻。各町内が入れ込んで作る揃いの手拭いや袢纏、各自のおしゃれを演出する鯉口など、担ぎ手の衣装にも注目したい。

 

 日曜日は祭りのクライマックス。3基の本社神輿のうち1基は浅草神社から仲見世通りを進み、残りの2基は別ルートで町を練り歩く。前日から続く人々の熱気がピークに達し、祭りの特徴である威勢のよいかけ声もより大きなものに。町全体が、見物客をも飲み込む熱い空気に包まれる。ただし神輿の出発点となる浅草神社境内は、毎年入場制限があり観光客の立ち入りはできないので要注意だ。期間中には毎年150万人もの人が押し寄せ、道も歩けないほどの活況を制すので、見物場所は事前に決めておき、時間に余裕を持って行動するよう心がけたい。

 

浅草っ子の情熱があふれる三社祭。

祭りの熱気で、初夏の訪れを感じてみてはいかがだろうか?


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