匝瑳市 八重垣神社 祇園祭は300年以上の歴史と伝統をもっている「八重垣神社」の氏子10町による祭礼。本年2018年度の祭礼で「488回目」を迎える。
毎年8月4日、5日に行われ軽快なお囃子にあわせ神輿が勇壮に担がれる所が特徴。
8月4日は各町の町内渡御や全国でも珍しい「女神輿連合渡御」(10町内全参加による女性だけの神輿10基の共演)が、また8月5日には「神輿連合渡御」が行われ10町内の神輿、大、小、約20基程が一列になって街区を一日中練り歩く。
この祭は年番制をしいており氏子10町が一年毎に祭礼の責任者である「年番町」となり祭礼の運行や管理を行ってる。
本年(2018年度)の年番町は「東本町」。
年番町は4日の早朝に神社神輿の「宮出し」「山車の巡行」を、5日の夕刻から夜にかけては「還御祭」を執り行い、10年に一度の年番町としての務めをはたす。
5日の氏子10町は、「東本町」「西本町」「横町」「福富町」「萬町」「田町」「上出羽」「下出羽」「仲町」「砂原」の順での連合渡御となり、真夏の炎天下の中で渡御される神輿には豪快に水がかけられ「あんりゃどした」という独特の掛け声とともに神輿の担ぎ人の気分は高まっていく。
夕刻、八重垣神社境内に所狭しと10町の神輿と祭礼参加者がひしめきあう中「解散式」が行われ、解散式の後は各町、独自のルートで町内を渡御しながら午後10時に祭りは終了となる。
8月4日(土)
神社神輿渡御 7:00〜9:30
山車巡行 9:30〜15:30
女神輿渡御 17:30〜22:00
8月5日(日)
連合渡御 10:00〜18:00
神社神輿還御 19:30〜22:00