続々再開されはじめた2023年各地のお祭り。近日開催されるお祭り情報をピックアップしてご紹介。
参加する方も、観に行く方も、さあ、みんなで日本の祭りを愉しみに出かけよう。
※開催スケジュールは、都合により変更・延期されることがありますので事前にお確かめの上、お出かけください。
秩父夜祭
2023年12月 2日(土)・3日(日)
京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭り」に数えられ、毎年12月2日・3日に行なわれる、秩父神社の例大祭。
江戸中期、秩父神社に立った絹織物の市「絹大市」(きぬのたかまち)の経済的な発展と共に盛大に行われるようになり、その後日本を代表する祭りとして知られるようになった。
日本屈指の豪華絢爛さを誇り、ユネスコ無形文化遺産にも登録登録されている他、一連の行事が国の重要無形民俗文化財に指定されている。また、笠鉾2基と屋台4基の山車は国重要有形民俗文化財となっている。
■12月2日(土)
宮地・上町・中町・本町の屋台曳き廻し
11:00〜16:30、18:00〜20:00 (一部午前から曳き廻し)
屋台曳き踊り
12:00〜16:00
花火打ち上げ時間
19:00〜20:00
■12月3日(日)
笠鉾・屋台 曳き回し 9:30〜未明
場所:西武鉄道 西武秩父駅、秩父鉄道 秩父駅/御花畑駅 周辺市街地〈武藏國四之宮 秩父神社〉埼玉県秩父市番場町1-3
〈'onお祭りフォトギャラリー〉
花畑大鷲神社大祭
2023年 10月 8日(日)
酉の市発祥の社と言われる、足立区花畑の大鷲(おおとり)神社。
本来は、12年に一度の酉年に執り行われる式年大祭。
文化伝承を絶やさないようにと、現在は6年に一度執り行われるようになり、9町会、1団体の協力のもと、本年10月8日(日)に斎行される。
■10月7日(土) 御霊入れの儀 18:00〜
■10月8日(日) 神輿宮出 8:00〜/神輿宮入 18:00
場所: 〈大鷲神社〉東京都足立区花畑7-16-8
詳細情報は
久我山稲荷神社 秋季例大祭
2023年 10月7日(土)・8日(日)
夏祭りに湯の花神楽が奉納されることでも知られる、久我山稲荷神社の例大祭。
秋の例大祭では、神社神輿が氏子地域の担ぎ手たちの手により、どっこい神輿甚句で渡御される。大祭中は、夕方から境内で舞踊やフラダンス、バレーなどが奉納され露店も多く出店されて地元の人々で賑わう。
■10月7日(土)
〈宵宮〉神輿渡御 13:30~
■10月8日(日)
〈本祭〉神輿渡御 12:30~
場所〈久我山稲荷神社〉東京都杉並区久我山3丁目37−14
青山熊野神社例大祭
青山・原宿一帯の総鎮守である青山熊野神社は、江戸時代に作られた「江戸名所図会」にも江戸の名所のひとつとして描かれている。
植林、樹林の神様として特に建築関係者の参拝が多い。
本年は陰祭りの年で本社神輿の渡御は行われず、それぞれの町会で神輿渡御が執り行われる他、例大祭期間中は、境内にて縁日や演芸大会などが開催される。
場所〈青山熊野神社〉東京都渋谷区神宮前2-2-22
池袋西口駅前広場を中心に様々な催し物が行われる商業祭。
土曜日は前夜祭としてダンスやチアリーディング、バンド演奏などパフォーマンスが繰り広げられる。
翌日の日曜日は池袋御嶽神社の例祭日として町内宮入神輿連合渡御が行われ、クライマックスは多数の御輿が集結して、盛大な「宵御輿大パレード」が日暮れとともにスタート。
威勢のいい担ぎ手たちの熱気で池袋駅西口駅前広場が埋め尽くされる。
■9/23(土)
ふくろ祭り前夜祭 13:00〜
■9/24(日)
池袋御嶽神社 町内神輿宮入連合渡御 13:00〜
宵御輿大パレード 17:45〜
場所:JR池袋駅西口駅前・西口公園
大宮八幡祭り(秋の大祭)
2023年 9月15日(金)〜18日(月)
東京のへそ・子育厄除け八幡さまとして古くから親しまれている、杉並区の大宮八幡宮。
17日夕方からの神輿合同宮入りでは、大宮・方南南・方南北・和田東・和田西・松ノ木の6地区10基の神輿が次々と境内に練り込んで行く。
社殿前に集結し所狭しと繰り広げられる勇壮盛大な「神輿振り」で最高潮を迎える。
■9月17日(日)
第35回 神輿合同宮入り 18:00〜
場所:〈大宮八幡宮〉東京都杉並区大宮2-3-1
金王八幡宮例大祭
2023年 9月16日(土)・17日(日)
渋谷地区最大の祭礼と言われ、五穀豊穣・街の繁栄・氏子崇敬者の無病息災を祈願して900年以上続けられてきた伝統的な祭礼。
渋谷地区では道玄坂109前で、青山地区では表参道交差点付近で、両地区に神輿が集合し連合渡御が執り行われる。
■9月16(土)
神楽殿 奉納行事
■9月17(日)
神輿連合渡御 14:00〜
場所:〈金王八幡宮〉東京都渋谷区渋谷3-5-12
牛嶋神社 御鎮座1165年大祭
2023年 9月15日(金)・16日(土)・17日(日)
2022年の斎行がコロナ禍の影響により延期になり、6年ぶりの斎行となる5年に一度の牛嶋神社大祭。大祭では、牛が曳く鳳輦(牛車)を中心に手古舞、稚児などが加わった古式ゆかしい行列が、広大な氏子エリアを全行程約35キロメートルを巡行される神幸祭が金曜日、土曜日の2日間にわたって行われる。
そして3日目の日曜日には、墨田区内の氏子各町50基近い神輿が3組に分かれて集結し、牛嶋神社へ向かって渡御される連合宮入が盛大に執り行われる。
■9月15日(金)
神幸祭 鳳輦巡行(1日目)
■9月16日(土)
神幸祭 鳳輦巡行(2日目)
■9月17日(日)
氏子各町神輿連合宮入渡御
場所:〈牛嶋神社〉東京都墨田区向島1-4-5
巡行・渡御ルートや予定時間などの詳細情報はこちらをご覧ください。
上総十二社祭り
例祭・神輿神幸祭
2023年 9月13日(水)
1200年以上の歴史と伝統を誇る房総最古の浜降り神事とされ、千葉県の無形民俗文化財に指定されている上総十二社祭り(かずさじゅうにしゃまつり)。
玉前神社・南宮神社・玉崎神社・の3社からそれぞれ大宮若宮2基ずつの神輿、谷上神社から1基の神輿、合わせて5社9基の神輿を約2,500人が担ぎ、一宮町東浪見の東京2020オリンピックサーフィン競技会場となった釣ヶ崎海岸祭典場へ渡御される。
上半身裸の男たちが神輿を担ぎ「シオフミ」と呼ばれる波打ち際を勇壮に駆け上がることから「上総の裸まつり」とも称されている。
場所:千葉県長生郡一宮町
2023年 8月26日(土)・27日(日)
昭和32年から始まり今年で64回を迎える東京高円寺阿波おどり。
今では、約1万人の踊り手と100万人といわれる観客の歓声が町に響き渡る、東京高円寺の一大イベントとして夏の風物詩となっている。
両日共に17:00〜20:00
場所: JR高円寺駅、東京メトロ丸ノ内線 新高円寺駅 南北商店街及び高南通り
2023年 8月26日(土)・27日(日)
明治神宮、表参道、代々木公園などを舞台に躍動感溢れるよさこい鳴子踊りが披露されるスーパーよさこい。
首都圏最大級、全国各地から約100チーム、5000人を超える踊り子が原宿表参道に集結し、熱氣溢れる演舞を披露する。
富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り)
2023年 8月11日(金)~15日(火)
日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭とともに「江戸三大祭」の一つと言われる富岡八幡宮の例祭、別名「深川八幡祭り」。
本年は3年に一度の"本祭り"とされ、御鳳輦渡御を行い、53基の町神輿が勢揃いして豪快な水かけとともに連合渡御する様は「深川八幡祭り」ならではのもの。
場所:〈富岡八幡宮〉東京都江東区富岡1-20-3
住吉神社例祭(本祭)
2023年 8月4日(金)〜7日(月)
本年は、三年に一度の本祭りとして、獅子頭(中央区区民無形民俗文化財)、船渡御、特徴的な八角の本社神輿をはじめ、伝統的な例大祭が執り行われる。
場所:〈住吉神社〉東京都中央区佃1-1-14
八王子まつり
2023年 8月4日(金)・5日(土)・6日(日)
関東有数の山車まつりのひとつ「八王子まつり」。
山車を寄せ、囃子を競い合う「ぶっつけ」は必見。
両地区合わせて15基による神輿渡御に加え、多賀神社、八幡八雲神社の宮神輿渡御や、市内の神社などに伝わる獅子舞、夏空に響き渡る関東太鼓大合戦、約4,000名の浴衣姿の踊り手が甲州街道を埋め尽くす民踊流しなど、伝統文化の数々を堪能できる八王子が誇る盛大な真夏の祭典。
場所:〈甲州街道 周辺〉東京都八王子市
八重垣神社祇園祭
2023年 8月4日(金)・5日(土)
毎年曜日に関係なく8月4日、5日の2日間に渡って行われる千葉県匝瑳市八日市場の「八重垣神社祇園祭」。
1日目は「踊る女神輿」とも称される、女性だけで担がれる「女神輿連合渡御」が夕暮れとともに行われ、翌2日目は、10町会の大小約20基程の神輿が連合で渡御され、各所で豪快に水がかけられる「水掛け渡御」が行われる。アップビートのお囃子と「あんりゃー、どした!」という独特な掛け声が特徴的。
本年の年番町は、田町
■8/4(金)
神社神輿渡御 7:00〜
山車巡行 9:20〜
十町女神輿連合渡御 18:00〜22:00
■8/5(土)
十町神輿連合渡御 10:10〜18:00
神社神輿還御 18:10〜
場所:〈八重垣神社 周辺〉千葉県匝瑳市八日市場イ2939
第59回 すすきの祭り
2023年 8月 3日(木)~5日(土)
数回開催さてた後に立ち消えとなっていた薄野祭(現すすきの祭り)。昭和40年(1965年)8月に再び開催され、今回で59回目の開催を迎える「すすきの祭り」。
歩行者天国になる沿道には、約80軒の飲食屋台が並ぶ、札幌市すすきのの夏を彩る一大イベントとして地域の人々に親しまれている。
■8/3(木)
祝太鼓演奏・開会式
寿囃子・お囃子披露、札幌太鼓連合会 太鼓演奏
花魁道中
■8/4(金)
木遣、梯子乗り、纏い
神輿・山車披露
YOSAKOIソーラン踊り
■8/5(土)
神輿宮出、宮入
YOSAKOIソーラン踊り
場所:〈札幌市中央区〉すすきの中心部・札幌駅前通り
羽田神社夏季例大祭 (羽田まつり)
2023年 7月29日(土)・30日(日)
毎年7月下旬に行われる羽田神社の夏季例大祭「羽田まつり」。
特徴的なのは通称「ヨコタ」と呼ばれる担ぎ方で、片側がはね上がるともう片側がしゃがみ、シーソーのように交互に繰り返していく。その姿は、大波に揺れている船のようで勇壮。
最終日の町内神輿連合渡御では、羽田空港内の大鳥居に全町会神輿が集合し、弁天橋を渡って産業道路まで一直線、約1kmの道のりを14町会14基の神輿が一斉に連合渡御される。
■7/29(土)
例大祭式 9:00
場所:〈羽田神社〉東京都大田区本羽田3-9-12
大和田氷川神社 夏まつり はだか神輿
2023年 7月28日(金)・29日(土)
埼玉県新座市の古社「大和田氷川神社」の夏祭りで執り行われる「はだか神輿」。
「やんよー、やんよー」の掛け声とともに一反晒しで身を締めたふんどし姿の屈強な男たちが、夏の夜の旧川越街道を神輿渡御。所々で神輿を荒々しく振ったり、放ったり、高速回転したりと、その担ぎの激しさから別名「荒れ神輿」とも呼ばれる。約180年前から伝えられる新座市の指定無形民俗文化財。
*例年は、金曜日と土曜日の2日間によって執り行われるが、本年の「はだか神輿」は土曜日のみ。
■7月28日(金)
神輿展示と大和田囃子 15:00~21:00頃 (予定)
■7月29日(土)
はだか神輿渡御 19:00~22:30頃 (予定)
場所:〈大和田氷川神社〉埼玉県新座市大和田4-15-13
▶︎'on BLOG:荒神輿! 大和田氷川神社「はだか神輿」
茅ヶ崎海岸浜降祭
2023年 7月17日(月・祝)
深夜から早朝にかけて6地区34神社からの神輿が、湘南・茅ヶ崎西浜海岸で執り行われる式典へ向けて一堂に集結。真夏の朝日が照りつける輝く海に入る「禊(みそぎ)」は必見で、その美しい光景から「暁の祭典」とも言われる。
神輿が海に入る「禊(みそぎ)」は午前5時~7時頃の入場時と式典終了時の8時頃の2回あり、8時過ぎの式典後一斉に神輿が海に入る「お発ち」は必見。(※海の状態により、海に入らない場合もあります)
■7月17日(月・海の日)
浜降祭 合同祭開式 :7時頃
神輿発輿「お発ち」:8時頃
場所: 神奈川県茅ヶ崎市 茅ヶ崎西浜海岸/サザンビーチちがさき周辺
2023年 7月15日(土)・16日(日)
300年以上にわたり受け継がれてきた歴史と文化を誇る湘南の夏祭り、平塚三嶋神社例大祭「須賀のまつり」。
大神輿2基と町内神輿6基、太鼓山車を中心に2日間にわたって各町内を渡御巡行され、2日目本祭の夕刻には平塚海岸で「浜降祭(禊ぎ)」が執り行われる。
■宵宮 7月15日(土)
大祭式 11:00
町内神輿 宮出し 12:00
大神輿 宮出し 15:30
大神輿 宮入り 19:30
■本祭 7月16日(日)
大神輿 発輿祭 8:00
浜降祭 16:00
お祭りパレード 17:00
一斉 宮入り 19:00〜20:00(予定)
場所:〈平塚三島神社〉神奈川県平塚市夕陽ヶ丘60-27
与野夏祭り
2023年 7月15日(土)・16日(日)
宝永年間(1704~1711年)から続いていると言われる、埼玉県さいたま市中央区(旧:与野市)の歴史あるお祭り。上町、仲町、下町、上峰地区の御輿が1日目は揃いで、2日目はそれぞれ本町通り周辺を渡御される。
■開催時間 16:00〜21:30(予定)
場所:〈与野本町通り周辺〉埼玉県さいたま市中央区本町西
八剱八幡神社例祭
2023年 7月15日(土)・16日(日)
例祭は、毎年7月第2金曜日に「本殿祭」が行われ、翌土曜日・日曜日に、「関東三大神輿」の一つといわれる大神輿が氏子町内を威勢良く渡御される。およそ170年前に造られた関東随一といわれる二天棒の大神輿は、重さ1.5tにもなる。
第32回 燕1000人みこし
2023年 7月15日(土)
「まちを担ごう、地域を担ごう」を合言葉に誕生した、燕市民による燕市民のためのおまつり。
昨年は、規模を縮小して開催されたが、今年はスペシャルゲストを迎えるなど、盛大に開催される。
■7月15日(土)
開会 16:00〜
終了(予定) 19:45
場所: 新潟県燕市宮町・仲町商店街
詳しくは、こちらをご覧ください
▶︎第32回 燕1000人みこし〈お祭り公式プレスリリース〉
菖蒲夏祭り
2023年 7月9日(日)
神輿と山車が、菖蒲の街を渡御巡行される埼玉県久喜市菖蒲町の夏祭り。日が暮れると山車の提灯に火が灯り、夏の夜空を彩ります。
■7月9日(日)
開催時間 12:00〜21:30(予定)
神輿渡御 16:00〜21:30頃(予定)
場所:埼玉県久喜市菖蒲町
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