場所:「JR徳島駅」南側・徳島市内各所
囃子詞(はやしことば)に「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」とあるように、見るよりも踊る方がはるかに楽しい、徳島市の夏の祭典「阿波おどり」は、夕刻午後6時にはじまる。熱気に包まれた会場は「よしこの」のリズムにのって一気に白熱。午後10時30分まで踊りは続く。
メイン会場は、市の中心部の公園や通りに設けられた有料演舞場・無料演舞場・おどり広場・おどりロード・まちかど広場。有料演舞場は4カ所あり、第1部が午後6時~8時、第2部が午後8時30分~10時30分の前・後半入替制2部方式。無料演舞場は2カ所で、開演は午後6時〜10時30分。踊り子と観客の一体感が味わえる。
一方、昼間の阿波おどりは、選抜阿波おどりがメインとなり、有名連による阿波おどりがステージで上演される。さらに、8月11日には、「アスティとくしま」において前夜祭が開催され、有名連の合同による阿波おどりが行われる。
このほか、JR徳島駅前広場等、市内一円で繰り広げられる街角での阿波おどり、三味線流し、船上からの邦楽演奏、興源寺での奉納阿波おどり、姉妹都市仙台すずめ踊りなど多彩な踊り関連の催事が盛大に行われる。
本場徳島で阿波おどりを体験したい人は、にわか連に参加することで踊りに加わることが出来るので、「踊る阿呆」を体験してみてはいかがだろう。
選抜阿波おどり会場
11日(前夜祭) :アスティとくしま
12日~15日 :徳島市立文化センター・あわぎんホール(県郷土文化会館)
有料演舞場
市役所前演舞場・藍場浜演舞場・紺屋町演舞場・南内町演舞場
無料演舞場
両国本町演舞場・新町橋演舞場