場所:岸和田 旧市地区22町(春木地区13町同日開催)
約300年の歴史と伝統を誇る「岸和田だんじり祭」は、宵祭が15日(土) 朝6時からはじまり、ここから2日間曳行が行われる。
岸和田のだんじりは、勢いよく走りながら直角に向きをかえる「やりまわし」が見所の一つ。重さ4トンを超えるだんじりを走りながら操作し定められた曳行路を何周も何周も駆け巡り、そして曲がり角ごとに「やりまわし」を行う。その迫力とスピードにおいては岸和田だんじり祭を上回るものはないと言える。
宵祭19時からは提灯で飾られただんじりの歩行曳行があり、昼間の勇壮な印象とはうって変わって幻想的となる。また、本祭16日(日)の19時からも再び燈入曳行があり、こちらはフィナーレとして位置づけられる。
曳き手の女子が施す、髪の編み込みやネイルに象徴される「だんじりファッション」にも注目。〈九月祭礼〉で発信されたファッションは、泉州全域のだんじり文化に大きな影響をあたえていると言われる。
また、外国人のための「だんじりインフォメーション」が南海岸和田駅そばのシルバー人材センターに設置されており、英語、中国語、ハングル、インドネシア語、スペイン語の案内マップ配布や貸法被による記念撮影コーナー、紅白鉢巻きなどのプレゼントなどもある。こちらへの問合せは岸和田市国際親善協会(マドカホール内 電話:072-443-3800 月曜日休館)へ。
〈曳行日程〉
■試験曳き 9月02日(日曜日)、9月14日(金曜日) 午後2時~午後4時
■宵祭 9月15日(土曜日) 午前6時~午後10時
■本祭 9月16日(日曜日) 午前9時~午後10時