場所:三重県桑名市多度町「多度大社境内」
開催日時: 5月4日1時頃~ 5月5日2時頃~
多度大社の例祭は、一般的に多度祭と称し、毎年5月4日・5日の両日に行われ、その中でも上げ馬神事、流鏑馬神事は、祭の花形であり、その起源は南北朝の頃に始まったといわれている。元々は武家豪族ならびに、氏子逹が古式のまま、神様に奉納する行事として行っていたとされるが、織田信長の兵火にかかり、神社も荒廃したため、約30年余の間中断していたところ、徳川家の時代となって、時の桑名城主、本多忠勝公が神社の再興に力を注ぎ、3基の神輿を奉納、続く第2代城主・本多忠政公により祭事が復興され、更に御厨(神饌を供える地区)組織による広大な祭事となって、今日に至っている。
多度祭には古くから農作の時期や豊凶が占われてきたが、近年は景気の好不況など様々なことが占われている。又、勇壮な神事・祭馬にあやかり、商売繁盛・社運隆昌・学力向上等を願う人々も多い。 (三重県無形民俗文化財)
問い合わせ:多度大社 tel.0594-48-2037
(多度大社)
'on 2012年4月14日