場所:匝瑳市八日市場・イ番地 各所
匝瑳市 八重垣神社 祇園祭は300年以上の歴史と伝統をもっている「八重垣神社」の氏子10町による祭礼。毎年8月4日、5日に行われ軽快なお囃子にあわせ神輿が勇壮に担がれる所が特徴。
8月4日は各町の町内渡御や全国でも珍しい「女神輿連合渡御」(10町内全参加による女性だけの神輿10基の共演)が、また8月5日には「神輿連合渡御」が行われ10町内の神輿、大、小、約20基程が一列になって街区を一日中、練り歩く。
この祭は年番制をしいており氏子10町が一年毎に祭礼の責任者である「年番町」となり祭礼の運行や管理を行ってる。
年番町は4日の早朝に神社神輿の「宮出し」「山車の巡行」を、5日の夕刻から夜にかけては「還御祭」を執り行い10年に一度の年番町としての務めをはたす。
氏子10町はそれぞれ「東本町」、「西本町」、「横町」、「福富町」、「萬町」、「田町」、「上出羽」、「下出羽」、「仲町」、「砂原」の順番となり、
本年(2016年)の年番町は「仲町」。
真夏の炎天下の中で渡御される神輿には豪快に水がかけられ「あんりゃどした」という独特の掛け声とともに神輿の担ぎ人の気分は高まっていく。
8月5日の夕刻、八重垣神社境内に所狭しと10町の神輿と祭礼参加者がひしめきあう中「解散式」が行われ、解散式の後は各町、独自のルートで町内を渡御しながら午後10時に祭りは終了となりる。