場所:仙台駅前・中央通・一番町通り他
東北三大祭りの一つであり、日本一のスケールを誇る仙台七夕まつりの特徴は「豪華絢爛」と「七つ飾り」。
毎年新たに手作りされる豪華絢爛な笹飾りは各商店街毎に飾り付け審査が行われ、6日午後に金、銀、銅の各賞が発表される。
また七つ飾りといわれる小物達もまつりに欠かせない。「紙衣」「折鶴」「短冊」「投網」「屑篭」「巾着」「吹き流し」の七つが、商売繁盛、無病息災など様々な願いを込めて飾られる。どこに飾られているか探すのも楽しみの一つ。
「紙衣」…病気や災難の厄除け、裁縫の上達
「折鶴」…家内安全と健康長寿
「短冊」…学問や書道の上達
「投網」…豊漁、豊作
「屑篭」…清潔と倹約
「巾着」…商売繁盛
「吹き流し」…織姫の織り糸
そもそも七夕まつりは田の神を迎える行事。
青森ねぶた祭りや秋田の竿燈祭りのように神を送る行事とは異なり、昔から周期的に襲う冷害を乗り越えようと、豊作の保障と保護を田の神に祈ったことが七夕まつりを盛んにした。
現在では、夜に行われる市民パフォーマンス等を取り入れた「星の屑まつり」も人気を集め、全国から訪れる観光客を楽しませている。
問い合わせ:仙台七夕まつり協賛会 tel.022-265-8184
(仙台七夕まつり協賛会)
'on 2012年5月10日