場所:仙台市青葉区「市民広場、一番町通り、中央通り」
杜の都、仙台を象徴するケヤキ並木の街路樹が美しい5月第3週の日曜とその前日に開催され、延べ1万人もの市民が参加する「仙台・青葉まつり」。
“伊達の粋を競う”時代まつりは、市中心街の公園やメインストリートを会場に、華やかな仙臺すずめ踊りで活気あふれる「宵まつり」、伊達政宗公を祀る青葉神社神輿渡御や十一基の山鉾巡行など絢爛豪華な「本まつり」でにぎわう。杜の都・仙台を熱気が包み込む二日間がはじまる。
■宵まつり:19日(土)10:00~21:00
■本まつり:20日(日)09:30~18:00
宵まつりのメインは、仙台すずめ踊り。仙台城(青葉城)築城の宴の際、藩祖政宗公のまえで、石工たちが即興で踊ったのがそのはじまり。120を越える祭連(まづら)、3500人が、粋なハッピ姿で舞い踊る。市内中心部の各演舞場では一日中お囃子の音が鳴り響く。
本まつりは、藩祖伊達政宗公の御霊を祀る青葉神社神輿渡御が午前9時頃に青葉神社からスタート。藩政時の町人たちの活気と現代的な華やかさを融合させた、高さ5mを越える勇壮山鉾巡行(11基)は、悠久の時を刻んできたみやぎ野の繁栄を映し出す。
市民広場では仙台のうまいものが集う杜の市、勾当台公園では寄席や職人たちの屋台など城下町の祭りを再現した伊達縁(だてえん)と参加できる催しが盛りだくさん。