あっと言う間に、もういくつ寝るとクリスマス♪ 何かと慌ただしく忙しいこの時期ですが、今年もあとわずか! 気合い入れて頑張っていきましょー。(^◇^*)/
さて、先日某新聞に「神田」の冠復活?
という興味深い記事がありました。東京都千代田区の「猿楽町」と「三崎町」にかつて冠していた「神田」をつけるかどうかをめぐって約10年審議されているという。古くは「神田猿楽町」、「神田三崎町」となっていた地名が、昭和30年代に郵便物の誤配などの背景から"神田"の不採用が決定し、40年代にこの2つの地名から神田が外されたとか。(他、神田が付いたまま変更されずに現在に至っている町名は26あるそうです)
そして現在、長年親しんだ古い地名に文化としても感心が高まって地元地域の賛成派から復活の要望書が出されるが、反対派の意見もあり審議が続いているという話し。
一個人的な主観ですが、この地名変更は経済的な合理化や利便性などから、その時の時代背景にあわせて整理されてきた事だと思います。ラクで便利、簡単、スマートなのは大変いいことです、自分も大変重宝しています。しかし、それが過剰になった現代社会だからこそ、聞く・見る・話す・行く・触れる・考える・というようなような「めんどくさい(面倒)」と言われる行動が当たり前であった時代の文化を現代社会に生かすのもいいんじゃないかと。
神田と言えば江戸三大祭りの一つとされ、2年に一度多くの人々が情熱を注ぐ「神田祭」。地元住民の方の誇りでもあると思います。その神田祭が、例えば…、人の手を使わずに電子制御で自由自在に動く「スマート山車」。軽くて便利!
持ち運びも楽々な「スマート神輿」。時代のニーズに合わせた「スマート神田祭」なんてあり得ないでしょうし、誰も喜ばないでしょ。少しは「めんどくさい」が見直されてもいいのではないでしょうか。皆さんはいかがお考えでしょうか。 (-_-?)
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